
2025年7月11日
前回のコラムでは、『隙間』や『穴』は工事過程において必然的に生じるものの、これを放置してしまうと住宅性能の低下や住宅の短命化に直結することを、具体例を挙げながらお話してきました。
今回はこの『隙間』や『穴』をトピアの家づくりではどのように塞いでいるのかを現場写真でご紹介します。
屋根の断熱材を並べます
屋根の断熱材の継ぎ目をテープでふさぎます
継目をふさいで隙間の無い断熱層をつくります
壁の断熱材の継ぎ目をテープでふさぎます
壁の隅や木材の貫通部分もしっかりふさぎます
アクリル系気密・防水テープを使用します
基礎補強断熱貫通部まわりをふさぎます
換気ダクト貫通部分をふさぎます
電気配線・配管貫通部分をふさぎます
サッシのまわりもふさぎます
現場発泡型ウレタン断熱材でふさぎます
まだまだいろいろありますが、隙間をふさぐことで気密性があがり、これによって断熱効果が担保できるようになります。
次回はいよいよ気密測定。気密の秘密についてお話します。
設計部 大橋