2025年11月14日
良いものは巡り巡ってまた人気が出たりするものですが、最近施工事例としてよく見られるもので、とても風情も感じられる商品として『鎖樋』というものがあります。
古いものと思われるかもしれませんがお庭とのバランスも良く、私もとても好きなものではあります。



鎖樋(くさりとい)とは、屋根から流れる雨水を地面に導く鎖状の雨樋です。
一般的なパイプ状の雨樋とは異なり、カップやリングが連なった装飾的なデザインが特徴で、雨水の流れを視覚的に楽しめる機能性とデザイン性を兼ね備えています。
日本古来からあるもので、神社仏閣だけでなく、現代の住宅や商業施設などにも使われています。




私自身、小さな頃から雨が嫌いではありませんでした。
むしろ好きでした。
鎖樋も実家の玄関にもありましたし、自然な風景ではありました。
雨の日は玄関先に出て鎖樋を伝って落ちて行く雨を眺めたり
窓の外で「しとしと」や「ザァーザァー降り」
窓が雨に濡れたり、お庭の木々に雫がついたり、降る前から感じる雨のにおいも好きで、雨の風景を眺めながら本を読んでいた幼い頃を思い出します。
雨の日のお家時間もこんな風に楽しめたりします。
お家のデザインや、お庭とのバランスなど考えながら、こういったものを採用されてもいいかもしれませんね。

営業部 俵屋