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column トピアコラム

30年経っても資産価値が変わらない家〜長期保証と性能〜

2022年6月03日

株式会社トピアは山口県内の地域ビルダーで唯一、初期保証が30年になりました!

家づくりにおけるソフト面、“制度”という点では裏付けのある安心の長期保証が可能になったわけです。この長期保証についての詳細はベストバリューホームのページを読んでいただくとして、家づくりにおけるハード面、“建物”には家を長持ちさせるためにどんな性能が必要でしょうか?

 

1.壁体内結露とは

まずは、耐震・劣化・断熱・維持管理性能などの基本構造部分性能が高品質であることが基本です。特に気を付けなければいけないことは、「壁体内結露」。壁の内部に結露ができることから、内部結露とも呼ばれます。

壁体内結露は、壁の中で起こるので室内の結露に比べて見つけにくいという特性があります。さらに壁内結露は見つけにくいだけでなく、住宅の壁材を腐らせたり、断熱材を劣化させたりして家の寿命を縮めてしまいます。また、カビによる健康被害の原因になることも。日頃のケアが届かない場所の結露なので、設計の段階から対策が求められます。

 

 

 

2.壁体内結露の主な原因と弊害

壁体内結露が起こる主な原因は、空気中の水蒸気と温度差です。
冬場、水蒸気は暖房で暖められた部屋の空気に乗って壁の中へ侵入します。その壁の中に外の冷たい空気とつながる隙間があると、暖められた空気が冷やされて結露が発生し、壁の中の木材や断熱材を濡らしてしまいます。夏場はこの逆で、たくさんの水蒸気を含んだ外の暑い空気が隙間から入り込むと、冷房のかかった室内の空気によって冷やされて結露が発生します。水蒸気が外壁を通って冷えた室内の壁に接触すると、断熱材全体に結露が起きてしまうのです。
ご存知の通り、日本の夏は高温多湿であることが特徴です。水分が大量に作られてしまうことと高温であるという条件が重なって、カビが大量に繁殖してしまうこともあります。冬だけではなく、夏も壁内結露が起きやすい季節なのです。

 

トピアでの大工工事(断熱施工)の様子

このように壁内結露の厄介な点は、一年中起きてしまうこと。
さらに壁体内結露が起こるとさまざまな弊害が発生します。まず、壁の中にある木材が濡れてしまい、周囲の柱や梁も腐りやすくなります。湿った木材はシロアリの大好物なので、シロアリ被害にあうリスクも高まります。腐ったり、シロアリに食べられたりした木材はボロボロになり、木材本来の強度は著しく低下。建物の強度が落ちると本来の耐震性能が発揮できなくなります。もし柱や梁や土台が腐っている状態で地震が起こると、振動を受け止められず被害が大きくなってしまいます。壁内結露は、建物の寿命を縮めて地震の被害を大きくしてしまう恐ろしいものなのです。

 

 

3.壁体内結露を防ぐには

長持ちする家を作るためには家にとって天敵と言える壁体内結露に対応する性能がとても大きなポイントになります。
従来の家、今の新しい家もほとんどがグラスウールなどの充填断熱が取り入れられています。確かに大変普及しており安くて早くて良いものです。
ただし、湿気を吸収やすいグラスウールなど繊維系の断熱材を使う場合は要注意です。断熱材が湿気を吸い込むと、水分の重みで断熱材がずり落ちることがあります。そうなると断熱材に隙間ができて、さらに結露が発生する原因に。また湿気を吸った断熱材はカビが生えやすくなり、カビの胞子を含んだ空気で健康にも悪影響を及ぼします。壁の中での出来事なので、なかなか気づくことはできませんよね。発見した時にはもう手遅れだった、ということも実際に起こっています。

 

壁体内結露を防ぐためのポイントは2つあります。
まず1つ目は、壁の中に湿った空気を入れないことです。壁体内結露は、暖かい湿った空気が壁の中で冷やされて起こります。水蒸気の分子はとても細かいので、部屋のあらゆる隙間から侵入して、壁の中で結露を起こします。つまり、家の隙間を減らす「気密工事」が壁体内結露を防ぐための有効な対策となります。家の気密を高めるためには、外周部分の壁・床・天井の隙間を気密テープでふさぐ施工が必要です。その際に断熱材は繊維系ではなくボード系の断熱材、耐力壁は筋交いでなく面材系の合板などを選ぶと気密工事がしやすくなります。実際にどれくらい気密が取れているのかを確認するには、全棟気密測定を行わない限りは本当に気密が取れているか分かりません

 

 

トピアで行われる気密性能試験の様子

 

2つ目は、壁の中に低温部分を作らない事です。通常、壁の中には断熱材が隙間なく入っています。しかし、きちんと施工されていなかったり、結露による重みでずり落ちたりすると、壁の中で断熱性能にムラができてしまいます。断熱材がきちんと施工されず、冷えやすい部分では壁体内結露が起こりやすくなります。 しかし、断熱材は大工さんや専門業者が施工するので、自分たちではどうしようもありませんよね。このような施工のバラつきを防ぐためにも、断熱材選びがとても重要です。まず施工ムラのできにくい断熱材を選びましょう。ボード系の断熱材は、繊維系の断熱材よりも気密工事がしやすいことに加えて、厚みが均一なため断熱性能にムラができません。

4.最後に

トピアではボード系の断熱材を使い、屋根の真下、壁の外側、コンクリートの基礎の外側まですっぽり完全外貼り断熱にすることで、壁体内結露対策をし、全棟気密検査をすることで高性能な永く住んでいただける家にしています。「良い家を造って、きちんと手入れをし、永く大切に住まう」という基本的な考え方のもと、暮らしを設計し、家守りとして永くお客様と関わりあいたいと考えています。

 

 

トピアの家づくりについてご興味いただけた方、もっと詳しいことが知りたい方は、ぜひお気軽にお問い合わせください!

 

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高断熱・高気密とは

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