
2025年9月19日
「カーペット」と聞くと、どんなイメージを思い浮かべますか?
おそらく多くの方が、
・ダニが心配
・汚れたら掃除が大変そう
・夏は暑そう
といったネガティブな印象をお持ちではないでしょうか。
実際私自身も同じような印象を抱いておりました。
そのため、日本の住宅ではフローリングが主流となり、
カーペットを敷き込む住まいは少なくなっています。
しかし実は、この“カーペットの常識”は大きな誤解です。
今回は、大阪で半世紀以上カーペットをつくり続けている
堀田カーペット さんのウール100%カーペットをご紹介しながら、
その魅力をお伝えしたいと思います。
【天然素材・ウールが持つ力】
ウールは羊の毛。
自然素材ならではの特徴が、実は日常の暮らしにとても合っています。
・汚れに強い
繊維表面には「スケール」と呼ばれるウロコ状の構造があり、水や油をはじきます。
ちょっとした飲み物のシミも拭き取りやすく、合成繊維よりもむしろ汚れに強い素材です。
・一年を通じて快適
繊維が呼吸するように湿気を吸ったり放出したりするため、
夏はさらっと快適、冬は暖かく過ごせます。
「夏は暑そう」という印象はウールに限って言えば誤解なのです。
・弾力性と耐久性
ウールにはバネのような弾力があり、家具の跡が残りにくく、
長年使ってもへたりにくい特性があります。
※椅子の脚の後はお湯を含ませると戻すことができます。
【暮らしの中で活きるシーン】
堀田カーペットのウールカーペットは、見た目の上質さだけでなく、
暮らしの安心感や心地よさにつながります。
・ピットリビング
床に座ったり寝転んだりすることが多い場所。
カーペットなら肌触りがやわらかく、家族の集まる空間がさらに快適に。
・子ども部屋
おもちゃを広げても安心。転んでも痛くなく、お昼寝にもぴったり。
小さなお子さまがいるご家庭こそおすすめです。
・水まわりにも
驚く方も多いかもしれませんが、堀田カーペットの堀田社長ご自身のご自宅では、
キッチンや脱衣室などあらゆる場所にカーペットを敷き込んでいるそうです。
掃除も問題なく、むしろ裸足で過ごせる心地よさが魅力なのだとか。
【イメージを変えるカーペット】
「カーペット=手入れが大変・不衛生」というイメージは、
実際にウールカーペットを使ってみると大きく変わります。
羊毛という天然素材が持つ調湿性や耐久性、そして心地よさは、
フローリングにはない価値を暮らしに与えてくれます。
もし「カーペットはちょっと…」と思われていた方も、
一度その固定概念をリセットして、住まいの一部に取り入れてみてはいかがでしょうか。
きっと、暮らしの快適さがワンランク上がるはずです。
↓↓こちらの動画で詳しい解説がされておりますので
ご興味ある方はぜひご覧になってください。↓↓
【敷き込みはちょっと不安という方へ】
ラグのように置くだけのタイルカーペットも販売されておりますので、今からでも導入することは可能です。
曽田 龍士