
2025年5月15日
朝の支度、家族の時間、しまう場所。
暮らしの中にある「こうしたい」という思いに、そっと寄り添うのが“造作”です。
カタログの中から選ぶ“既製品”ではなく、お住まいに合わせて職人が一つひとつ丁寧に仕上げる家具や建具は、空間との調和はもちろん、使う人の暮らしにぴったりと寄り添います。
トピアでは、これまで数多くの造作家具や建具を手掛けてきました。
お客様の暮らしに寄り添いながら、使いやすさや不具合の少なさを追求し、何度も改良を重ねてきた経験と工夫の積み重ねがあります。
そうして培った「ストック」が、次のご家族の暮らしをより快適に、そして美しく彩ってくれるのです。
造作の魅力は、見た目の美しさだけではありません。
日々の生活にそっと寄り添いながら、さまざまな喜びをもたらしてくれます。
〇空間との一体感
既製品では出せない、素材感や寸法の整い。床や壁と自然につながることで、空間そのものに落ち着きが生まれます。
〇「ちょうどいい」の積み重ね
使う人の背丈や手の動き、生活スタイルに合わせて設計できるからこそ、暮らしの中でストレスが減っていきます。
〇想いを形にできること
お気に入りの素材、こだわりの使い勝手。お施主様と一緒に考えた形が、暮らしの中に静かに息づいていきます。
ここからは、実際にお住まいになられているお家の中から、いくつかの造作事例をご紹介します。
床材と同じ質感の木材で仕上げたカップボードは、空間に溶け込むような一体感が魅力。
シンプルな構成の中にも、ゴミ箱がぴったり収まる寸法設計など、使い勝手への細やかな配慮が込められています。
洗面スペースの横には、奥様専用のお化粧スペースを設けました。
壁に埋め込んだ収納や引き出しは、毎日の身支度をスムーズにサポートしてくれます。
やわらかな光が差し込む、落ち着いた空間です。
玄関には靴脱ぎ用のベンチと手すりを設け、リビングとの仕切りには、奥様お気に入りのガラスを使用した建具を造作。
空間全体に統一感を持たせるために、同じ質感の木材を使っています。
人を迎え入れる場所としてのやさしさが感じられる一角です。
リビング横の畳スペースには、吊押入の建具を造作。
お子様のランドセルやおもちゃ、来客用の布団、そしてエアコンまで、さまざまな物をまとめてすっきりと収納できるようになっています。
必要な機能を、美しく包み込む工夫がここにあります。
さっそくお子様が自分の居場所にしていました。
ひとつひとつの造作には、住まう方の暮らしが映し出されています。
毎日を重ねる中で、自然と手が伸び、ふとした時に心がほっとする。
そんな造作たちが住まいに馴染み、暮らしの一部として静かにとけ込んでいくうちに、自然と“愛着”が育まれていきます。
私たちは、そんな家づくりのお手伝いをしていきたいと考えています。
週末に見学会を開催いたします。
周南市 | 5/17(土)- 5/18(日)『坂の上のパノラマ』【予約制】 見学会
https://www.topia-i.co.jp/tour/250517_18
トピアの家づくりをご体感いただきながら、あなたの「こうしたい」をぜひお聞かせください。
設計部 曽田葉月